キハ01形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 03:42 UTC 版)
「国鉄キハ01系気動車」の記事における「キハ01形」の解説
旧形式はキハ10000形で、12両 (10000 - 10011) が製造された。1次車の10000 - 10003は、1954年製の暖地向け仕様の試作車で屋根上に押込通風器が6個あり、車内の座席はオールクロスシート、1957年(昭和32年)の改番後はキハ01 1 - 4となった。新製配置から廃車まで、全車が千葉鉄道管理局管内で使用された。 2次車の10004 - 10011は1955年(昭和30年)度製の寒地向け装備車で、押込通風器が4個となり床下には機関覆いが付き、車内乗降口付近はロングシート化されている。改番後はキハ01 51 - 58となった。当初は全車北海道内に配置されたが、耐寒耐雪構造をさらに強化したキハ10200形(→キハ03形)の登場後は、3両を除いて道外に転出し、四国や山陰などで耐寒装備を撤去し使用された。
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