キノピー (桐生市)とは? わかりやすく解説

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キノピー (桐生市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/02 13:54 UTC 版)

キノピー
対象
分類 市町村のマスコットキャラクター
モチーフ 工場
指定日 2011年平成23年)3月5日
指定者 桐生市長
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キノピーは、桐生市マスコットキャラクターである。

桐生市制90周年を記念して、桐生市が一般公募を行い、応募のあった400点あまりの作品から選ばれた[1]2011年平成23年)3月5日の「桐生市制施行90周年・水道創設80周年記念式典」が行われた際に初めて登場した。

概要

織物の産地である桐生市に多くみられる鋸屋根の工場をモチーフとしており、頭部は三連の鋸屋根を持つ工場の形をしている。頭・胴・足は薄茶色、腕は水色、屋根は茶色である。屋根には工場の特徴である天窓がついている。三連の鋸屋根は合併した地域の融和を表している。胴体正面には桐生市章の桐紋が描かれ、水色の両腕は市内を流れる渡良瀬川桐生川を表している。 名前の由来は桐生の「キ」、鋸屋根の「ノ」、ハッピーの「ピー」を合わせて、キノピーと名付けられた[2]

キノピーのグッズは、主に桐生刺繍商工業組合が手掛けており、刺繍が入ったハンカチタオルストラップ巾着袋バッグなど繊維品が中心となっている。

歴史

キノピーが描かれたおりひめバス(桐生駅にて)

2011年平成23年)に市制施行90周年を迎えた桐生市のマスコットとして誕生した。桐生市の市制施行年月日は1921年大正10年)3月1日で、市制記念日も3月1日であるが、3月5日桐生市市民文化会館シルクホールで「桐生市制施行90周年・水道創設80周年記念式典」が行われ、キノピーの着ぐるみが初めて披露された[3]。そのため、記念式典が行われた3月5日がキノピーの誕生日となった。

2011年(平成23年)7月から9月末まで開催される群馬デスティネーションキャンペーンを前に、桐生駅では6月15日から発車メロディ八木節に変更され、同日の発車メロディ変更記念式典にキノピーが登場し、桐生市長や桐生駅長とともに発車の合図を行った[4]。6月24日には、桐生市の観光キャラバンが東京駅日本橋口TIC東京前イベントスペースで特産品の販売や桐生八木節まつりの紹介を行い、キノピーと群馬県のマスコットであるぐんまちゃんが登場した[5]。第16回桐生ファッションウィークでは、桐生刺繍商工業組合によって製作されたキノピーのワッペンが販売され、その収益は東日本大震災の被災地に寄付された[6]

2012年(平成24年)3月3日には、桐生市市民文化会館でキノピーの誕生会が行われ、ぐんまちゃんや前橋市のマスコットであるころとんが参加した。キノピーは3月5日生まれであるため2日ほど早い誕生会となった[7]

脚注

関連項目

外部リンク




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