キットカー
FWDのグループAマシンの改造範囲をさらに広げたスーパー2WDともいうべきカテゴリーのクルマ。本来は、4WDターボに代わってWRCの主役になるべく計画されたが、参加メーカーの少なさからこの計画は中止され、結果的にキットカーも散発的なWRC参戦にとどまることになってしまった。とはいえ、ターマックでの速さはWRカーを上まわり、1999年のカタルニア、ツール・ド・コルスではキットカーのシトロエン・クサラがWRカーを破って総合優勝を遂げている。しかし、2000年には規定変更で重量が増えて戦闘力が低下。2LキットカーはWRCから去り、1.6Lクラスのマシンが、ジュニアカテゴリー的に生き残るだけとなった。
キットカー
キットとは道具の一式、または全部という意味。部品の状態で1台分を購入し、自分の手でゼロからクルマを組み立て上げる楽しみを味わえる。日本では、光岡自動車が公道走行できる1人乗りマイクロカー、K-1とK-2の2種を販売している。
Weblioに収録されているすべての辞書からキットカーを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からキットカーを検索
- キットカーのページへのリンク