カール大帝とハドリアヌス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 07:28 UTC 版)
「ハドリアヌス1世 (ローマ教皇)」の記事における「カール大帝とハドリアヌス」の解説
773年、ハドリアヌス1世はフランク王国の王カール1世に援軍を要請した。当時のローマは、北イタリアのランゴバルド王国に脅かされていた。カールはただちにアルプス山脈を越えてイタリアに攻め込み、翌774年にはランゴバルドの首都パヴィアを占領した。そして、デシデリウス王を捕虜としてその旧領を握り、みずからランゴバルド王を兼ねると、父王小ピピンにならって中部イタリアの地を教皇ハドリアヌスに寄進した。
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