カレンベルク採石場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 13:44 UTC 版)
「エッシェルブロン」の記事における「カレンベルク採石場」の解説
採石場の北東部はエプフェンバッハ川に接する。鉄道建設のために1861年に初めて石材が切り出された。1891年に石材はマンハイムのセメント業者に運ばれるようになり、鉄道建設・保守のバラストとして用いられた。石材採掘は1977年に停止され、広さ9.79ha、最も深いところで深さ30mの穴がカレンベルク湖として残された。ここに魚が放流された。ここには、湿地性および乾燥性のビオトープが保存されており、自然風致地区、後には自然保護区に指定された。町は、この土地を1984年に50万ドイツマルクで買い取った。この購入によって、バーデン=ヴュルテンベルク自然保護基金から12万ドイツマルク、ネッカータール=オーデンヴァルト自然公園から8万ドイツマルクの助成金が拠出され、南西ドイツ最大のキバラスズガエル棲息地が保護された。それ以前の所有者の採石場再開発計画はモトクロス場の建設であり、この棲息地は危機に瀕していたのであった。
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