カフェ・ホテル・東洋食料品輸入商会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 02:00 UTC 版)
「橋本梅太郎」の記事における「カフェ・ホテル・東洋食料品輸入商会」の解説
1920年(大正9年)に橋本梅太郎・浅野総一郎・松本織居の三人の匿名組合で浅草雷門にカフェー・アメリカ(カフェー・オリエントに改称)を開業し、ボーイがいない女給だけのカフェにして大人気になった。1924年(大正13年)には、銀座にカフェー・タイガーを開店して有名になった。1926年(大正15年)に高級ビヤホールのカフェー・ニューヨークを開店し、1929年(昭和4年)にユニオン・バーを開店した。1922年(大正11年)貿易商ホーンの横浜の邸宅を買い取って、テムプル・コート・ホテルにして、宿泊よりも社交場や結婚式場としての経営に力を入れたが、1923年(大正12年)の関東大震災で廃墟になった。1923年(大正12年)に東洋食料品輸入商会を設立して、米国産干しブドウを日本で最初に輸入し、ハム・チーズ・果物も輸入し経営順調だったが、1925年(大正14年)に関税が十割になったので閉鎖した。
※この「カフェ・ホテル・東洋食料品輸入商会」の解説は、「橋本梅太郎」の解説の一部です。
「カフェ・ホテル・東洋食料品輸入商会」を含む「橋本梅太郎」の記事については、「橋本梅太郎」の概要を参照ください。
- カフェ・ホテル・東洋食料品輸入商会のページへのリンク