カバサとは? わかりやすく解説

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カバサ [cabasa]

ひょうたん等の中をくりぬき、まわりに溝を切り、そのまわりに糸等を通したじゅず玉を網のようにゆるく巻き付けたもの。手に持ってひょうたんをまわしながらじゅず玉こすりつけたり、ふったり、叩いたりして音をだす。同様の仕組み金属製メタルカバサもある。

カバサ/メタル・カバサ[cabasa / metal cabaza]

ボサノバなどに用いられる取っ手をつけた瓢箪ひょうたん)に数珠巻き付けた楽器数珠固定し椰子の実を中でころがす往復運動リズム刻み粘りのあるリズム・フィーリングが特徴椰子の実瓢箪のカバサは数珠の糸に耐久力がなく長期間の使用に耐えないので、現在はほとんどメタル数珠円筒形波板構造によるメタル・カバサになっている円筒サイズメタル数珠本数によって音量異なる。

カバサ

名前 Cabeza

カバサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/01 01:57 UTC 版)

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現代のカバッサ

カバッサブラジルポルトガル語:cabaça、意味:瓢箪)は、体鳴楽器に分類される打楽器のひとつ。南米の楽器である。

概要・奏法等

柄の付いた、手に乗せられるほどの大きさの、周りに溝を付けた中空の球形または円柱形の本体の回りに、小さな玉をひもでつなげて緩く巻き付けたもの。これを、振ったり、手や膝に打ち付けたり、玉を本体にこすりつけたりして音を出す。

元来はひょうたんと植物の実で作るが、現代の楽器は、円柱形で、側面に金属の玉が巻き付けてある。この側面を軽く持ち、柄を回して玉を本体にこすりつけて音を出したり、楽器を高く掲げ、これを引力に従って振り下ろしながら回転させ、(相互に無重力状態になった)玉を軽く本体に触れさせるようにしながら音を出したりする。

アフリカシェケレは、よく似た楽器である。また、玉を本体の中に入れたマラカスは、類似の楽器と考えていい。

関連項目

脚注

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注釈・出典




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