カネボウ通り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/25 14:13 UTC 版)
「静岡県道407号静岡草薙清水線」の記事における「カネボウ通り」の解説
旧静岡市側では、戦前から「カネボウ通り」の通称名が用いられている。名称の由来は、戦前、この通りの西側の中野新田(現:緑が丘町)に鐘淵紡績(現在のクラシエホールディングス)の静岡工場(戦後、東若松町四丁目〔現曲金三丁目のツインメッセ静岡・イトーヨーカ堂が立地〕東洋モスリンの場所に移転。)が存在し、一部開通したばかりのこの道路のどこからも鐘紡の煙突がよく見えたからだという。この通称名も近年、年長者にしか使われなくなりつつあるが、民間の機関が作成する地図や案内図などでは、今でも通りの名称として表記(店名を「カネボウ通り店」とするなど)されることがよくある。一例として2009年11月現在、葵区役所で配布している「静岡社会保険事務所・年金相談センター案内図」でも「カネボウ通り(南幹線)」と表記されているなど、公共機関発行の印刷物などでも散見できる。以前は旧・静岡市(現・駿河区)と旧・清水市(現・清水区)の南幹線が接続されていなかった(1990年11月8日に駿河区栗原-同区国吉田間が接続)こともあり、清水区側でこの呼称が使われることはない。
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