カニャーリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 07:04 UTC 版)
カニャーリ族(英語版)は今日のエクアドルのカニャール県とアスアイ県にいたインディアン民族である。彼等は進んだ建築と複雑な宗教観を持つ手の込んだ文明を作ったが、インカ帝国がこれを破壊し燃やしてしまった。カニャーリの古い都市は、先ずインカのトミパンバ、続いて植民地都市のクエンカに置き換わった。この都市はコロンビアの神話にある黄金の都市エル・ドラードの場所だったと信じられてもいる。 カニャーリは長年インカに侵略されても激しく抵抗して撃退したことで知られており、最後はツパク・ユパンキに降った。その多くの子孫が現在のカナルに住んでいる。その大多数は植民者と混血せず、すなわちメスティーソになっていない。
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