カゼイン接着剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 12:14 UTC 版)
カゼイン系接着剤(Casein adhesives)は、牛乳由来の蛋白質の一種であるカゼインを成分とする接着剤。溶液系(アルカリ溶液系)。 牛乳を酸により凝固沈殿させて得られるリン蛋白のカゼイン酸は、適度な粘性を持ち、ガラス瓶のラベルや画材などに利用されている。かつては木材・紙加工用などに広く使用されていたが、それらの分野はほぼ合成系接着剤に切り替わった。
※この「カゼイン接着剤」の解説は、「接着剤」の解説の一部です。
「カゼイン接着剤」を含む「接着剤」の記事については、「接着剤」の概要を参照ください。
- カゼイン接着剤のページへのリンク