カギっ子の現状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 09:19 UTC 版)
少子化の進行に伴い、児童・生徒数の絶対数が減少しているため、カギっ子の絶対数も減少をしている。しかし、厚生労働省の「平成16年度全国家庭児童調査」では、両親が共稼ぎをしている18歳以下の児童は、児童数ベースで54.7%となっており、一人っ子家庭の増加、女性の社会進出の程度がさらに高く(パートタイム労働からフルタイム労働へ)なっていることとも併せ相対的にはさらにカギっ子化は進んでいるものと考えられる。 また、カギっ子の絶対数のピークであった昭和40年代から昭和50年代に比して、子供の時間が携帯電話、インターネット等の個々に与えられた手段によって消費されており、子供の帰宅後の生活状況について親の把握できない部分が拡大しているとの指摘もある。 なお、アメリカ合衆国においては、日本の「カギっ子」状態を含め、子供に家の留守番をさせたりする(要するに、子供だけがいる状態にしておく)ことは、保護者が児童虐待(ネグレクト)の疑いを受ける可能性があると言われている。(参考サイト、、、)
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