オープン・エンド型
払い戻しを行うタイプを「オープン・エンド型」、行わないタイプを「クローズ・エンド型」と言います。オープン・エンド型は、投資主の請求により、その時の公正な価額により払い戻しが行われます。つまり、資金が必要な時に、いつでも、投資信託の純資産価値に基づいた価格で換金することができます。したがって、ファンドの資産額が変動します。そのため、ファンドの資産額の減少を防ぐ目的から、クローズド期間を設けている投信もあります。日本の契約型投資信託は追加型も単位型も、オープン・エンド型です。また、1998年12月に新しい投信法が施行され、設定が可能になった会社型投資信託の場合、オープン・エンド型とクローズ・エンド型があります。
オープン・エンド型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/17 10:02 UTC 版)
「ユニット・トラスト」の記事における「オープン・エンド型」の解説
ユニット・トラストはオープン・エンドである。すなわち、ファンドが均等にユニットに分割され、その価格は当該ファンドの「純資産価額」(net asset value)に正比例して変動する。資金が投資されるたびに、ユニットの購入価格に相応する新たなユニットが創出される。ユニットが償還されるたびに、ユニット売却価格に相応する資産が売却される。こうして、ユニットについて需要と供給が形成されることはなく、ユニットは、裏付資産を直接的に反映したものとなる。ユニット・トラストの取引は手数料を要しない。
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