オートマタ「トルコ人」とは? わかりやすく解説

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オートマタ「トルコ人」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 16:05 UTC 版)

ヴォルフガング・フォン・ケンペレン」の記事における「オートマタ「トルコ人」」の解説

ケンペレンの「トルコ人」は1769年ウィーン作成された。長さ1.2m、幅60cm、高さ90cmの箱とトルコ人服装をした人形からなる内部構造チェス盤の裏側に、1目毎小さな鉄球が糸で吊るしてあり、鉄球の上に駒が来ると、駒の底に付け磁石作用により、球が盤に吸いつけられるようになっている。箱の中に入った人間は、この構造によってゲーム進行状況把握することが出来たとされている。 また、箱にはハンドル歯車などの見せ掛けの仕掛け準備されていたとされる。 なお、このオートマタは、ケンペレン死後フィラデルフィアにある中国博物館買い取られたが、1854年火災により焼失した

※この「オートマタ「トルコ人」」の解説は、「ヴォルフガング・フォン・ケンペレン」の解説の一部です。
「オートマタ「トルコ人」」を含む「ヴォルフガング・フォン・ケンペレン」の記事については、「ヴォルフガング・フォン・ケンペレン」の概要を参照ください。

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