オーストラリアへ遠征
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 22:03 UTC 版)
1959年、オーストラリアで行われた国際騎手招待競走「インターナショナルステークス」に参戦。メルボルンで行われた第1戦はチョクトーに騎乗して7着に終わったが、招待騎手では最先着であった。12月12日には場所をシドニーのカンタベリー競馬場へ移し、第2戦(芝1900m・ハンデ戦)で6歳せん馬のアカタラワに騎乗。大外枠からスムーズなスタートを決めて2番手につけると、向正面では先頭に立ち、そのままノーステッキで後続を振り切って優勝。日本国外のレースにおける日本人騎手初勝利を挙げ、気性面に問題のあったアカタラワという競走馬を難なく御した野平の騎乗は現地の競馬関係者に賞賛された。ブリスベンで行われた第3戦では人気薄のトークワで3着となる好成績を収めて帰国し、野平自身、「海外の騎手とも互角にやれる」という自信を得た。
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