オーストラリアにおける使用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 15:46 UTC 版)
「ジャップ」の記事における「オーストラリアにおける使用例」の解説
Jap という語は、アメリカのみにおいて蔑称として使われていると思われがちであるが、同じ英語圏のオーストラリアにおいても、蔑称として使われる事例がある。近年、オーストラリアは捕鯨問題をめぐって日本を特に強く非難してきた国のひとつであり、オーストラリアにおける反捕鯨運動の盛り上がりに便乗する形で挑発的なスローガンで知られるケアンズのレンタカー会社「Wicked Campers」がキャンピングカーに「SAVE A WHALE, HARPOON A JAP」 (クジラを救え、ジャップに銛を打ち込め) という反捕鯨スローガンを掲げるということが起きた。 また、捕鯨問題に関して、デイリー・テレグラフ(英語版)紙の2008年2月21日オンライン版では「Japs turn backs on slaughter」 (ジャップどもは虐殺者に戻った) と言う見出しの記事を掲載したが、後に「Japanese turn backs on whaling」 (日本人は捕鯨を再開した) と修正された。 ただし、オーストラリア国内においては単にジャパニーズの省略形でJapを使う場合が多く (例、Jap Pumpkinが単に日本カボチャの意で使われている)、Japが必ずしも蔑称として使われているわけではないことには留意したい。
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