オルフェウスの窓 -イザーク編-
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 19:17 UTC 版)
宝塚グランドロマン『オルフェウスの窓』 -イザーク編-(オルフェウスのまど イザークへん)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。
脚本・演出は植田紳爾。演出は阿古健。作曲・編曲は寺田瀧雄、高橋城。
- 星組が1983年4月2日から4月29日[2](新人公演・第一部と第三部:4月20日[3])に東京宝塚劇場で、同年6月24日から8月9日[1](新人公演・第一部:7月12日[3]、新人公演・第二部と第三部:7月26日[3])に宝塚大劇場で上演。
- 東京公演が通年公演ではなかったため、東京宝塚劇場からはじまり、宝塚大劇場公演という珍しい演目でもある。
概要
運命に導かれて男装の麗人・ユリウスを愛しながら結ばれることなく、音楽の道一筋に生き抜いていくイザークの半生を描いている[1]。
三部構成である。
- 第一部 愛と悲しみの旅立ち
- 第二部 別れに涙と微笑みを
- 第三部 ダンス・ダンス・ダンス!
星組トップスター・瀬戸内美八のさよなら公演[1]。瀬戸内は大劇場千秋楽の翌日、1年間のアメリカ留学へ出発した。
主な配役
- イザーク:瀬戸内美八(東京・第一部と第三部:日向薫、宝塚・第一部:三城礼、宝塚・第二部と第三部:紫苑ゆう)[3]
- ユリウス:峰さを理(東京・第一部:あづみれいか、宝塚・第一部:燁明、第二部:あづみれいか)
- クラウス:榛名由梨(東京・第一部:大浦みずき、宝塚・第一部・第二部:日向薫)
- ロベルタ:姿晴香(東京・第一部と第三部:秋篠美帆、宝塚・第一部:南風まい、宝塚・第二部と第三部:秋篠美帆)[3]
※榛名由梨は専科からの特別出演。「()」は新人公演・配役。
主な楽曲
- オルフェウスの窓(作詞:植田紳爾 作曲:寺田瀧雄)
- ユリウスお前こそ(作詞:植田紳爾 作曲:寺田瀧雄)
- 白き大地
- 黄昏のウィーン
- 星空のボレロ(作詞:植田紳爾 作曲:高橋 城)
- オーバーチュアー(作曲:高橋 城)
関連(曲)
宝塚大劇場公演のデータ
スタッフ(宝塚大劇場のデータ)
脚注
参考文献
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
関連
- 宝塚歌劇団星組 オルフェウスの窓イザーク篇(宝塚歌劇実況LP TMP1042/43)
- モノ・ミュージカル 「オルフェウスの窓」(榛名由梨)(CBSソニー 25AH 274)
- 「オルフェウスの窓II」 (CBSソニー 25AH376)
外部リンク
- 星組 東京宝塚劇場「オルフェウスの窓」-イザーク編- 配信deタカラヅカページ
- 星組 懐かしの主題歌集 瀬戸内美八&峰さを理 (~1985年) 配信deタカラヅカページ オルフェウスの窓(瀬戸内美八)ユリウスお前こそ(峰さを理)収録
オルフェウスの窓-イザーク編-
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「宝塚歌劇団によって舞台化された作品の一覧」の記事における「オルフェウスの窓-イザーク編-」の解説
原作は池田理代子作の同名長編漫画『オルフェウスの窓』。 詳細は「オルフェウスの窓 -イザーク編-」を参照 脚本・演出:植田紳爾。演出:阿古健。作・編曲:寺田瀧雄、高橋城。 星組が1983年4月2日~29日に東京宝塚劇場で、同年6月24日~8月9日に宝塚大劇場で上演。 イザーク:瀬戸内美八/ユリウス:峰さを理/クラウス:榛名由梨/ロベルタ:姿晴香 (榛名由梨は専科からの特別出演) 星組トップスター、瀬戸内美八のサヨナラ公演。
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