オルガ・フリッカーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > オルガ・フリッカーの意味・解説 

オルガ・フリッカー

(オルガ・マイクル から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 07:29 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

オルガ・フリッカー(Olga Fricker、1902年7月19日 - 1997年11月20日)は、20世紀アメリカ合衆国で活動したドイツ系カナダ人のバレエ指導者[1]

児童文学作品『ドリトル先生』シリーズで知られる小説家ヒュー・ロフティングは義兄(姉の夫)に当たる。

来歴

カナダトロント生まれ。エイミー・スタンバーグに師事した後、1930年代末に渡米しデトロイトでダンス学校の運営を引き継いだ。チェケッティ・メソッドの普及に尽力し、1971年に設立された全米チェケッティ評議会の創立メンバーとなっている[1]

姉・ジョセフィンの夫であるヒュー・ロフティングの絶筆作品となった『ドリトル先生と緑のカナリア』の資料収集にヒューの生前より協力し、その文才を高く評価されていた。ヒューが1947年に死去した後、ロサンゼルスへ転居して姉妹で遺稿整理に当たり、オルガ・マイクルOlga Michael)名義で補作を担当した『緑のカナリア』は1950年に出版された。また、シリーズ最終作となった短編集『ドリトル先生の楽しい家』でも巻頭の登場人物紹介をオルガが執筆している。後年には『ドリトル先生』シリーズを脚色した子供向けの演劇作品「“Dr. Dolittle” Children's Performing Theatre」を上演した。

1997年死去。満95歳。

脚注

  1. ^ a b Fricker/Darby Scholarship(Ceccetti USA)

参考文献

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オルガ・フリッカー」の関連用語

オルガ・フリッカーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オルガ・フリッカーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオルガ・フリッカー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS