オピー・ボッソンとは? わかりやすく解説

オピー・ボッソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/27 14:30 UTC 版)

オピー・ボッソンOpie BossonOwen Patrick Bosson1980年7月24日 - )は、主にニュージーランドを拠点としている騎手である。なおオピーは愛称である。

来歴

1995年に騎手となり、1995年/1996年シーズンからデビューする。

1997年/1998年シーズンは、G1を6勝するなど見習い騎手として史上初の100勝を突破する128勝を挙げ、ニュージーランドのリーディングジョッキーとなった。1998年11月5日VRCオークスをGrand Archwayで優勝し、当時唯一の10代優勝騎手となった[1]。1998年の12月には、第12回ワールドスーパージョッキーズシリーズに出場するために初来日を果たし、中央競馬初騎乗となった12月5日のゴールデンブーツトロフィーでは、10番人気だったメイショウシンカゲに騎乗し10着だった。

2000年/2001年シーズン頃から体重の維持に苦しむようになる。

2004年12月に第18回ワールドスーパージョッキーズシリーズに出場するために6年ぶり2度目の来日を果たすが、27ポイントで8位タイだった。

2004年/2005年シーズンは、実戦における騎乗を差し控えることになったが、2005年末に約1年2ヶ月ぶりに復帰を果たした。

2006年/2007年シーズンは、G1を5勝し最優秀騎手賞を受賞。このシーズン終了後2007年にシンガポールターフクラブの短期免許を取得し、11月11日にはシンガポールゴールドカップをリキャストに騎乗して制し、シンガポールでのG1初勝利を挙げた。11月8日には第21回ワールドスーパージョッキーズシリーズへの出場が発表され、3年ぶりに同シリーズに出場することになった。しかし結果は13ポイントで11位だった。

2015年コーフィールドカップでMongolian Khanに騎乗し優勝した。

2017年ローズヒルギニーでGingernutsに騎乗し優勝した。

2024年12月27日、自身のX(旧ツイッター)で現役を引退することが発表された[2]

主な騎乗馬

年度別成績表

  • ニュージーランド
シーズン 騎乗数 勝利 勝率 獲得賞金
勝数 順位 金額 順位
2005年/2006年 177 31勝 32位 .264 41万5222 28位
2006年/2007年 664 116勝 3位 .174 258万6358 2位
通算 ? ?勝 - --- ? -

※金額の単位はドル

  • 中央競馬
騎乗数 勝利 勝率 連対率 獲得賞金
勝数 順位
1998年 4 0勝 187位 .000 .000 180万
1999年~
2003年
騎乗なし
2004年 6 0勝 189位 .000 .000 675万6000
2005年~
2006年
騎乗なし
通算 10 0勝 - .000 .000 855万6000

※金額の単位は日本円

脚注

  1. ^ Opie Bosson”. racenet (2019年6月15日). 2019年6月15日閲覧。
  2. ^ ニュージーランドの殿堂入り騎手が現役引退を発表!「彼女が私を支えてくれた」3度の来日経験も日刊スポーツ、2024年12月27日配信・閲覧

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オピー・ボッソン」の関連用語

オピー・ボッソンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オピー・ボッソンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオピー・ボッソン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS