オデュッセウスの乳母とは? わかりやすく解説

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オデュッセウスの乳母

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 02:37 UTC 版)

エウリュクレイア」の記事における「オデュッセウスの乳母」の解説

このエウリュクレイアは、ペルセーノールの子オプースの娘である。イタケーの王オデュッセウスの乳母で、テーレマコス養育した。またペーネロペーの乳母エウリュノメーとともに女中頭だった。 エウリュクレイア若い頃オデュッセウスの父ラーエルテースに牛20頭で買われ以来オデュッセウス一族仕えたラーエルテースは妻アンティクレイア同様にエウリュクレイア大切にしたが、妻が怒るのを恐れてエウリュクレイアには触れなかったという。 後にオデュッセウストロイア戦争から帰国せず、ペーネロペーの求婚者たちが館でオデュッセウス財産食いつぶしていたとき、エウリュクレイアオデュッセウスがすでに死んだものと思っていた。そのため、テーレマコスが父の消息尋ねるためにピュロススパルタに旅に出ると聞いたときにはテーレマコスの身を心配して反対した。しかしテーレマコス説得されペーネロペー留守内緒にしておくことを約束した。後に帰国したオデュッセウス変装して館に現れたとき、エウリュクレイアペーネロペー命じられオデュッセウス足を洗い、その足にある傷がオデュッセウスの傷と同じであることに気づきその男オデュッセウスであることを知ったエウリュクレイアは思わずそのことペーネロペー話してまいそうになったオデュッセウス止められた。またオデュッセウス求婚者たちを討ったあと、求婚者たちと深い関係になった女中たちの名を伝えた彼女たちテーレマコスらによって殺された。

※この「オデュッセウスの乳母」の解説は、「エウリュクレイア」の解説の一部です。
「オデュッセウスの乳母」を含む「エウリュクレイア」の記事については、「エウリュクレイア」の概要を参照ください。

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