オデュッセウスの家臣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 14:01 UTC 版)
このメドーンはオデュッセウスの家臣である。トロイア戦争には参加せず、イタケー島に残っていたが、ペーネロペーの求婚者たちが館に居座るようになると彼らに従った。しかし求婚者の1人アンティノオスがテーレマコスの殺害を計画した際にはそのことを密かにペーネロペーに伝えた。 オデュッセウスが求婚者たちを殺したとき、メドーンは椅子の下で牛皮をかぶって隠れていたが、テーレマコスは幼い頃にメドーンによく世話をしてもらっていたのでオデュッセウスに助けるよう求めた。それを聞いたメドーンは椅子の下から出てきて命乞いをし、許された。
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