オットー・エーリヒ・ドイチュとは? わかりやすく解説

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オットー・エーリヒ・ドイチュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/15 14:22 UTC 版)

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オットー・エーリヒ・ドイチュ(1928年以前の撮影)

オットー・エーリヒ・ドイチュOtto Erich Deutsch, 1883年9月5日 - 1967年11月23日)は、オーストリア出身の音楽学者

人物

ウィーンユダヤ人の家庭に生まれる。ウィーンとグラーツにて、芸術史と文学史を専攻する。1912年までウィーン大学芸術史研究所の助手を務める。

第一次世界大戦に出征して3年間の従軍生活を送った後、音楽史の研究に専念する。1928年教授となる。

1939年第二次世界大戦勃発と共にナチスを避けて渡英し、ケンブリッジで過ごす。1951年シューベルトの全作品を初めて網羅分類して作品番号を振り、D番号と命名する。この番号は、通常ドイチュ番号と呼ばれている。

1952年にオーストリアへ帰国する。1955年ヘンデルの伝記を上梓する。1961年モーツァルトの浩瀚な伝記を刊行する。

1967年、ウィーンで死去した。

日本語訳書

  • 石井不二雄訳『シューベルト 友人たちの回想』(白水社1978年
  • 井本晌二訳『ドキュメンタリー モーツァルトの生涯』(シンフォニア)1989年
  • 實吉晴夫訳『シューベルトの手紙』(メタモル出版)1997年

関連項目





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