オイル上がり
ピストンとシリンダーとの隙間を通して、燃焼室内にエンジンオイルが入り込む現象をいう。ピストンリングのオイルかき落とし性能の低下や、シリンダー表面の仕上げが粗い場合などに現れ、白煙の発生、オイル消費の原因となる。また、この量が多くなると点火プラグの汚損や発生したカーボンによるピストンリングの修着などを引き起こすこともある。吸排気バルブから燃焼室内にオイルが入り込む、オイル下がりに対して区別して使用される用語。
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