エンエン

デジタル大辞泉

えん‐えん【^×奄^×奄】

読み方：えんえん

［ト・タル］［文］［形動タリ］息も絶え絶えであるさま。生気のないさま。「気息—」

「吐(つ)く気息(いき)さえも—として」〈井上勤訳・狐の裁判〉

えん‐えん【延延】

読み方：えんえん

［ト・タル］［文］［形動タリ］非常に長く続くさま。「同点のまま—と試合は続いた」「会議は—一昼夜に及んだ」

えん‐えん【炎炎】

読み方：えんえん

［ト・タル］［文］［形動タリ］

１ 火の盛んに燃え上がるさま。「—と燃え盛る市街地」

２ 熱気の盛んなさま。

「理想は其—たる熱血を煽(あお)れり」〈秋水・兆民先生〉

えん‐えん【^×焔^×焔／^×燄^×燄】

読み方：えんえん

［ト・タル］［文］［形動タリ］

１ 火が燃えはじめて、まだ火勢の強くない状態。

２ 「炎炎(えんえん)1」に同じ。

「—として燃え上る、猛火の勢いすさまじく」〈逍遥・当世書生気質〉

えん‐えん【煙炎／煙^×焔】

読み方：えんえん

煙と炎。

えん‐えん〔ヱン‐〕【^×蜿^×蜒】

読み方：えんえん

［ト・タル］［文］［形動タリ］蛇がうねりながら行くさま。また、うねうねとどこまでも続くさま。「—長蛇の列をなす」

「二条の鉄路の—たるが」〈堺利彦・望郷台〉

難読語辞典

奄奄

読み方：エンエン（ｅｎ’ｅｎ）

息が今にも絶えそうなさま

三国志小事典

閻豔Yan Yan

エンエン

→閻行

近代文学作品名辞典

蜒蜒

読み方：エンエン（ｅｎ’ｅｎ）

作者 金子兜太

初出 昭和43年

ジャンル 句集