エルネストアルフテル

ピティナ・ピアノ作曲家事典

アルフテル, エルネスト

【英】：Halffter, Ernesto

[スペイン]  1905～1989

ピアノ独奏曲

作曲年代順  [ピアノ独奏曲]

黄昏／Crepúsculos 1920[9'30"]

グロテスクな行進曲／Marcha grotesca 1924

ピアノ・ソナタ　ニ長調／Sonate en ré majeur 1926-1932[7'0"]

乙女たち（ファンタンゴ）／Las doncellas (Fandango) 1932

スペイン風の女／L'españolade 1937[5'0"]

ドゥルシネアのセレナーデ／Sérénade à Dulcinée 1944[5'30"]

リカルド・ビニェスを悼んで ／Llanto por Ricardo Viñes 1945[5'0"]

プレゴン／Pregón 1950[3'30"]

ハバネラ／Habanera 1950[4'0"]

前奏曲と踊り／Preludio y danza 1974[6'0"]

秋のノクターン／Nocturne automnal [4'0"]

オマージュ／Hommages [8'0"]

2つの踊り／2 Danzas 1931[8'0"]

ピアノ合奏曲

作曲年代順  [ピアノ合奏曲]

子どもの小品集／Piezas infantiles 1919

管弦楽とピアノ

管弦楽とピアノの作品  [管弦楽とピアノ]

ポルトガル狂詩曲／Rapsodía portuguesa 1940, revised 1951

ウィキペディア

エルネスト・アルフテル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/05/02 02:50 UTC 版)

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓（父方の姓）はアルフテル、第二姓（母方の姓）はエスクリチェです。

エルネスト・アルフテル・エスクリチェ（Ernesto Halffter Escriche, 1905年1月16日 - 1989年7月5日）は、スペインの作曲家。

生涯

マドリード出身。ケーニヒスベルク出身のドイツ人の父とカタルーニャ人の母との間に生まれ、ロドルフォ・アルフテルは兄、クリストバル・アルフテルは甥にあたる。13歳のときから作曲を始め、自作のピアノ三重奏曲をマヌエル・デ・ファリャに送ったことからファリャとの交流が始まり、以後長く師事することとなった。1934年、セビリア音楽院の教授になったが、ポルトガル出身のピアニストと結婚したことにより、スペイン内戦を避けて1954年までリスボンに居住した。マドリードで死去した。

国民楽派に新古典主義音楽の要素を加えた作風で、アルフテル兄弟を中心としたグループはフランス6人組をまねてスペイン8人組と呼ばれた。代表作に「シンフォニエッタ」や「ソナチナ」などがある。また、ファリャの未完のカンタータ「アトランティーダ」を補筆完成させ、1962年に初演。さらに改訂を加えて1976年に第2版を上演した。また映画音楽も12作を作曲している。

著書

• El magisterio permanente de Manuel de Falla, Madrid, Real Academia de Bellas Artes de San Fernando, 1973.
• Falla en su centenario. Homenaje en el centenario de su nacimiento, Madrid, Ministerio de Educación y Ciencia, 1976.

外部リンク

• エルネスト・アルフテル - インターネット・ムービー・データベース（英語）