エルコ製ボールターレット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/03 01:21 UTC 版)
「ボールターレット」の記事における「エルコ製ボールターレット」の解説
他の型式の銃塔も装着され続けたが、1943年半ばに試験が終了するとエルコ製のボールターレットが海軍のPB4Y-1 リベレーターとPB4Y-2 プライヴァティア哨戒爆撃機の機首に装着されるようになった。その他の哨戒水上機で見受けられるそれ以前の設計では銃塔は機首方向からの攻撃に対する防御と同時に、制圧火力や潜水艦に対する攻撃としての機銃掃射という双方の目的に用いられていた。このターレットはボール型だったため、制御ハンドルを操作することで銃手は機銃や照準器と共に上下左右方向へと動いた。この初期の型の中にはPBM-3双発哨戒飛行艇のマーティン製250SH機首ターレットがあり、設計と機能の面で多くの類似点があった。
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