エラートラップとは? わかりやすく解説

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エラー‐トラップ【error trap】

読み方:えらーとらっぷ

コンピューター処理中に、誤り起きると働くプログラム


エラートラップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 15:11 UTC 版)

エラー」の記事における「エラートラップ」の解説

エラートラップは、予測されるエラーに対して予め何らかの対抗策プログラム中に組み込んでおくことである。例え入力されデータが異常であればプログラム利用者データ訂正求めたり、あるいはデータそのものを処理できないものとして飛ばしてしまう(先送り後回し)などである。 また、プログラム複雑化してくると、こういったエラートラップで処理すべき原因広範囲に及ぶため、特に対応せず処理続行不能としてプログラム強制的に終了させてしまう場合もある。この場合は、問題となりうる部分ログ出力したり、あるいは寸前問題なく動作していた時点の状態をセーブして、以前の状態を復旧させる場合もある。 最も単純な対応方法は「エラー出たプログラム強制終了させてしまう」ことである。この方であれば最悪コンピュータシステム全体巻き込んで動作停止する危険性だけは回避できる。ただしこの方法では途中までの処理が失われてしまうことから、プログラム利用者によっては、ストレスを受ける方法である。また、対処方法が明確ではないエラーメッセージも同様で、システムエラー多くでは、専門教育受けたコンピュータ技術者以外には対処難しいこともあり、同様に一般の利用者にはストレス与え傾向がある。

※この「エラートラップ」の解説は、「エラー」の解説の一部です。
「エラートラップ」を含む「エラー」の記事については、「エラー」の概要を参照ください。

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