エミール・ブートルー
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エティエンヌ・エミール・マリー・ブートルー(Étienne Émile Marie Boutroux, 1845年7月28日 - 1921年11月22日)は、19世紀フランスの著名な科学哲学者、宗教哲学者、歴史哲学者。科学における唯物論を痛烈に批判した。フランス・スピリチュアリスムの系譜に連なる哲学者であり、科学の力が容赦なく強まっていた時代にあって、宗教と科学は調停可能だと強く主張した。有名な哲学者アンリ・ベルクソンの影に隠れてしまったことで、英語圏ではブートルーの仕事はあまり知られていない。1898年に道徳・政治学アカデミーの、1912年にはアカデミー・フランセーズの会員に選出された。
- ^ "Émile Boutroux, 1845–1921, Professor of Philosophy, Sorbonne", by Michael W. DeLashmutt, University of Glasgow.
- ^ Sutton, Michael (1982). Nationalism, Positivism, and Catholicism. The Politics of Charles Maurras and French Catholics 1890-1914. Cambridge: Cambridge University Press. ISBN 0-521-22868-9 p. 124.
- 1 エミール・ブートルーとは
- 2 エミール・ブートルーの概要
- 3 参考文献
- 4 外部リンク
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