エミール・ブルナーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > エミール・ブルナーの意味・解説 

エミール・ブルナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/19 08:57 UTC 版)

Émile Burnat

エミール・ブルナー(Émile Burnat、1828年10月21日 - 1920年8月31日)は、スイスのエンジニア、植物学者である。

略歴

ヴォー州ヴヴェイに生まれた。ジュネーヴ数学などを学んだ後、エコール・サントラルで工学を学び1851年に卒業した。叔父の実業家、ジャン・ドルフス(Jean Dolfuss)の会社で働いた。1868年に祖父の遺産を相続したことから、実業界を引退し、植物学の研究に転じた。1870年に各地を旅し、カーンではフランスの植物学者、チュレ(Thuret)やボルネ(Bornet)と知り合った。マリタイム・アルプス(アルプス南西部)の植物の研究で知られ、ジュネーブ植物園長のジョン・イサーク・ブリケらと共著で、「マリタイム・アルプスの花」("Flore des Alpes Maritimes")を出版した。210,000点以上の標本と2600巻の書籍を収集した。ローザンヌ大学チューリッヒ大学から名誉博士号を受け、1914年にレジオンドヌール勲章を受勲した。

オモダカ科の植物の属名、Burnatiaなどに献名されている。

著作

  • Flore des Alpes maritimes ou Catalogue raisonné des plantes qui croissent spontanément dans la chaîne des Alpes maritimes, etc.; (7 volumes 1892-1931, John Isaac Briquet、François Cavillierと共著)
  • Catalogue raisonné des Hieracium des Alpes Maritimes; (1883, August Gremliと共著).

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エミール・ブルナー」の関連用語

エミール・ブルナーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エミール・ブルナーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエミール・ブルナー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS