エキサイティングサッカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/06 13:03 UTC 版)
|
|
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 (2025年11月)
|
| ジャンル | スポーツゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | アーケード [AC] |
| 開発元 | アルファ電子 |
| 発売元 | アルファ電子[1][2] |
| 人数 | |
| 発売日 |
『エキサイティングサッカー』(英: EXCITING SOCCER)は、アルファ電子が1983年10月に発売した業務用ビデオゲーム[1]。サッカーを再現したビデオゲームで、6カ国との戦いで勝ち抜きを目指す内容となっている[1]。
また、1985年2月[3]には、2人による協力プレイが可能となった『エキサイティングサッカーII』をアルファ電子が発売している[2][注 1]。
ゲーム内容
サッカーを題材とした勝ち抜きゲームである。日本、アメリカ、イングランド[注 2]、フランス、ドイツ、ブラジルの6つのチームから1つを選択してプレイする。6つの国間ではユニフォームこそ差があるが、能力差はない。
このゲームはサッカーゲームには珍しく、スコア制を採用しており、ドリブル20点,パス50点,センタリング250点,そしてゴールが決まると3,000点が入る。オフサイドを初めて採用したサッカーゲームでもある[要出典]。
試合は2分間(ハーフタイムなし)で行われ、相手チームより多く得点(勝利)すると次のラウンドに進める。フィールドプレーヤー6人とゴールキーパー1人の7人制。選手の操作はジョイスティックと2つのボタンで行い、ボタンはパスとシュートに割り当てられている。相手ゴールのゴールライン上に矢印が表示されていて、プレイヤー側の選手がボールを保持している状態でシュートボタンを押してシュートを打つと、そのシュートはその矢印を目指して飛んでいく。この矢印はジョイスティックの左右の操作に合わせてゴールマウスの幅より少し広い範囲を移動するので、ボールを保持しているプレイヤー側の選手の位置とゴールキーパーの位置関係をみながらゴールが決まるように矢印の位置を調整してシュートを打つ必要があるが、矢印を動かすと選手もその方向に移動するため(逆もまたしかり)、その操作がプレーの肝となっている。
ゲーム開始後のチーム選択画面でのBGMはテレビ東京「三菱ダイヤモンドサッカー」のテーマ曲でもあった「ドラム・マジョレット」(オリジナルよりも少しアップテンポなアレンジである)、試合中のBGMは1958年のラテン・ロック「テキーラ」。勝利した場合は、プレイヤーが選択した国の国歌(君が代、星条旗、女王陛下万歳、ラ・マルセイエーズ、ドイツの歌、ブラジルの国歌)のメロディが流れる。引き分けや敗北は、即ゲームオーバー(コンティニュー機能もなし。また延長戦やPK戦もない)。プレイヤーが選択した国以外の5カ国全てを倒すと、エンディング。ゲームオーバーやエンディングの後、スコアが6位以内(初期設定ではトップが20,000点。以下14,810点、12,990点、10,920点、8,250点、7,990点〈6位〉に設定されている。初期設定の計算上、通算で3点以上ゴールすればランクインする。)に入るとネームエントリー(アルファベット3文字)が可能である。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e 「話題のマシン §コンピューター相手にサッカーの対戦 「エキサイティング・サッカー」基板」『ゲームマシン』1983年12月15日号(第226号)、アミューズメント通信社、24面。オリジナルの2020年1月31日時点におけるアーカイブ。2025年11月6日閲覧。
- ^ a b c d 「話題のマシン §実践的サッカーゲーム第2弾 2人が同時協力 アルファから「サッカーII」基板」『ゲームマシン』1985年2月1日号(第253号)、アミューズメント通信社、20面。オリジナルの2020年1月31日時点におけるアーカイブ。2025年11月6日閲覧。
- ^ a b “エキサイティングサッカー 2”. 国立美術館国立アートリサーチセンター. 2025年11月6日閲覧。
- エキサイティングサッカーのページへのリンク