エアトレイン・ニューアークとは？わかりやすく解説

エアトレイン・ニューアーク
	ニューアーク空港駅に入るエアトレイン・モノレール ; （2004年）
基本情報
国	アメリカ合衆国
所在地	ニューアーク・リバティー国際空港
種類	跨座式モノレール
起点	ニューアーク空港駅（英語版）（北）
終点	P1駅（南）
駅数	8
開業	1996年5月31日
所有者	ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社
運営者	ボンバルディア・トランスポーテーション
路線構造	高架
使用車両	フォン・ロール・マークIII
路線諸元
路線距離	4.8 km
電化方式	第三軌条方式
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経路図

凡例

ニューアーク空港駅（英語版）アムトラック NJT

P4駅

ターミナル C駅

ターミナル B駅

ターミナル A駅

P3駅

P2駅

P1駅 -2019

エアトレイン・ニューアーク（英: AirTrain Newark）は、ニュージャージー州ニューアークにあるニューアーク・リバティー国際空港 (EWR) のターミナルと、アムトラックおよびニュージャージー・トランジットのNewark Liberty International Airport Stationとを結ぶ空港連絡鉄道。

歴史

当初は空港の各ターミナルをつなぐ空港旅客輸送手段（英語版）であったが、これを空港アクセスのための交通機関ともするため、北東回廊線への延伸工事が1997年より開始され、2000年 10月21日に運行を再開した^[1]。 1996年の開業に際し、6両編成のボンバルディア製列車が12編成用意された。のちに、6両編成列車がさらに18編成へと増備された^[2]。

当システムを構築するための契約はフォン・ロールAGに与えられたが、当システムが構築される間にフォン・ロールのモノレール部門を買収したアドトランツによって事業計画が完了した。アドトランツは、後にボンバルディア・トランスポーテーションによって買収され、空港の経営者であるニューヨーク・ニュージャージー港湾公社^[3]との契約のもとでエアトレインを運行し続けている。

交通記者であるバーニー・ワーゲンブラスト（英語版）によって録音された自動アナウンスにより、各ターミナルでどの航空会社が利用できるか、乗客に案内している。

2007年の一日平均の利用者数は4,930人であった^[4]。

2025年後半から2030年完工予定で、新たなエアトレイン軌道及び駅の施工が始まり完成後は現在の鉄道施設は廃止撤去となる予定。

運賃

空港内ターミナルや駐車場間の利用は無料である。ニューアーク空港鉄道駅を利用をする場合、エアトレイン運賃が列車運賃に合算される。2025年10月現在ニュージャージートランジット利用でニューヨークペンシルベニア駅から各ターミナルへ、エアトレイン代を含む料金は17ドル。ニュージャージー・トランジットの定期パス所持者は、定期パスに乗車起点または降車目的地としてEWRを設定しない限り、エアトレインに乗車するためには5.50ドルの別料金を支払う必要がある^[5]。

駅一覧

アムトラックおよびNJT線への接続駅であるニューアーク・リバティー国際空港駅（2010年）

ニュージャージートランジットおよびアムトラックとの乗換駅であるニューアーク・リバティー国際空港駅（EWR駅と表示される）と各ターミナル駅を結ぶ。朝5時から夜11時までの間は約5分間隔の運行だが、そのあとの深夜時間帯は約15分おき運行かつ途中駅で乗り換えを要することがあり要注意。

2023年にターミナルAが移転新設されたのを機に駅と運行が改編され鉄道駅からターミナルAまでの下記5駅となる。ターミナルBとC各駅は各ターミナルビルと隣接しているが、新設のターミナルAにおいては駅とターミナルAビル間徒歩15分か、もしくはシャトルバス（深夜から早朝は運休）での連絡となる

Newark Liberty International Airport Station（鉄道駅、New Jersey TransitおよびAmtrak乗り換え）
P4駅（駐車／ホテル・シャトル）
ターミナル C駅
ターミナル B駅
ターミナル A駅

脚注

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外部リンク

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[1] Sullivan, John (2000年10月22日). “Newark's Train to The Plane”. The New York Times 2011年2月23日閲覧。

[2] “Bombardier signs $243-million monorail contract for Newark airport”. The Globe and Mail. (2012年8月3日) 2013年12月10日閲覧。

[3] AirTrain Newark > Home

[4] “LIRR, AirTrain, Tri-Rail Note Higher Annual or Daily Passenger Counts”. Progressive Railroading. (2008年2月8日) 2009年9月17日閲覧。

[5] New Jersey Transit

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

表話編歴ニューヨーク市域の空港
主要商用空港	ジョン・F・ケネディラガーディアニューアーク・リバティー
第二級商用空港	ロングアイランド・マッカーサースチュワートウェストチェスター郡
全面空港	ブルックヘイブンダンベリーエセックス郡リンデンモーリスタウンレプブリックシコルスキーテターボロトレントン＝マーサー
ヘリポート	ダウンタウン東34丁目西30丁目
交通	エアトレインJFK エアトレイン・ニューアーク
機関	ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社
一覧カテゴリ

表話編歴北アメリカの空港新交通システム
運行中	アトランタプレーン・トレイン（英語版）スカイトレインシカゴ・オヘア（英語版）シンシナティダラス・フォートワース DFWスカイリンクデンバー (AGTS（英語版）) デトロイトヒューストン・ブッシュ・インターコンチネンタルターミナリンクインター＝ターミナル・トレインラスベガスメキシコシティマイアミコンコース E スカイトレイン MIAムーバーミネアポリス・セントポールニューヨークJFK ニューアークオークランド（英語版）オーランドフェニックス（英語版）ピッツバーグサクラメントサンフランシスコシアトル・タコマタンパモノレールランドサイド・エアサイド連絡トロント・ピアソンワシントン・ダレス
建設中	なし
計画中	アルバカーキデンバー (ランドサイドAPM) ロサンゼルスフィラデルフィア
廃止	ダラス・フォートワースエアトランス/TrAAin（英語版）ダラス・ラブフィールド

表話編歴アメリカ合衆国のピープルムーバーおよびモノレールシステム
空港向けシステム以外
輸送機関	デトロイト・ピープル・ムーバー（英語版）ハンツビル病院トラム・システムインディアナ大学ヘルス・ピープル・ムーバージャクソンビル・スカイウェイ（英語版）ラスベガス・モノレールマイアミ・メトロムーバー（英語版）モーガンタウンPRT シアトル・センター・モノレールアメリカ合衆国議会地下鉄
観光用	アリア・エクスプレスディズニーランド・モノレールゲティ・センター・トラムホグワーツ・エクスプレス（英語版）トゥモローランド・トランジット・オーソリティ・ピープルムーバー（英語版）ウォルト・ディズニー・ワールド・モノレールマンダレイ・ベイ・トラムミラージュ＝トレジャー・アイランド・トラム（英語版）
廃止	カロウィンズ・モノレールサーカス・サーカスサーカス・サーカス・レノデューク大学医療センターハーバー島ピープル・ムーバー（英語版） WEDウェイ・ピープルムーバー（英語版）トレイルブレイザーメンフィス・サスペンション鉄道ラス・コリナスAPT

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