エアソフトガン転換期(1986年 - 1994年)
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「MGC (トイガンメーカー)」の記事における「エアソフトガン転換期(1986年 - 1994年)」の解説
遊戯銃の主流がモデルガンからエアソフトガンに移り、頑なに弾の出るトイガンを否定したMGCもユーザーのニーズに迎合する事になり、ベレッタM93R APをリリースした。これがヒット商品となり、さらにブローバックガスガン グロックシリーズも成功を収めた。1990年には創立30周年記念として、ガスガンと部品や製造方法を共有するかたちで久々のモデルガンの新作となるベレッタM9を発売しモデルガンメーカーとしての存在感を示した。 その後も常に業界をリードする品質の製品を展開し続けたが、かつての提携メーカーウェスタンアームズのマグナブローバックの成功や、東京マルイの電動エアーガンが人気を集める中で、革新的な製品を生み出す事が出来ずにMGCは商品力を失っていった。後にマグナブローバックの使用契約を交わし、この機能を組み込んだ自社製品を発売するも低迷は続き、1994年に製造部門を廃業した。 MGCの名を冠した販売店も新宿、名古屋、仙台に続き上野店が2006年3月12日で閉店し、残るは福岡店のみになった。
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