ウナギギンポとは? わかりやすく解説

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鰻銀宝

読み方:ウナギギンポ(unagiginpo)

イソギンポ科海水魚


ウナギギンポ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/21 03:13 UTC 版)

ウナギギンポ
ウナギギンポ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : ギンポ亜目 Blennioidei
: イソギンポ科 Blenniidae
: Nemophini
: ウナギギンポ属 Xiphasia
: ウナギギンポ X.setifer
学名
Xiphasia setifer
Swainson,1839
和名
ウナギギンポ
英名
Hairtail blenny
Snake blenny

ウナギギンポ(鰻銀宝、Xiphasia setifer)は、スズキ目ギンポ亜目、イソギンポ科に属する魚の一種。小手繰網などで稀に漁獲されるが、食用にはされない。

分布

西太平洋インド洋熱帯から温帯域に分布する。 日本では東京湾以南の太平洋岸、瀬戸内海に分布。

形態

全長50-80cm。体がウナギのように著しく延長しているため、他のイソギンポ科の仲間とは簡単に区別できる。体側に多数の黄褐色横帯がある。

生態

内湾や浅海の水深30-50mの砂泥底に棲む。驚くと泥底内に潜る。 本属の仔魚は外洋表層からも数多く発見される。 夜間、集魚灯英語版にも集まる。

別名

高知県須崎では「キントウジ」「ヒャッカン」とよばれ、鹿児島では「ホシウナギ」とも呼ばれる。

近縁種

ヒメウナギギンポ Xiphasia matsubarai Okada & Suzuki, 1952
最大全長30cm以上。ウナギギンポに似ているが、臀鰭、背鰭と胸鰭の筋の数が少ない。砂泥地に穴を掘って生活し、夜に活動。日本では伊勢湾から沖縄に分布し、国外では西太平洋、インド洋の熱帯、温帯域に生息する。

関連項目

参考文献



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