インターバルクラスの利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/17 19:25 UTC 版)
「インターバルクラス」の記事における「インターバルクラスの利用」の解説
インターバルクラスは、オクターブや異名同音、転回などを説明するために導入された概念である。 パッセージを音で聞く この音声や映像がうまく視聴できない場合は、Help:音声・動画の再生をご覧ください。 例として次のパッセージを見てみる。 上の例では、4つの2音の組合わせ(ダイアド)は、同じ「インターバル色」を持つ。無調理論では、この類似性はインターバルクラスによって説明され、例えばこの例では、インターバルクラス5となる。一方、調性理論ではこの4つの組合わせはみなことなるものとして認識する。1つ目は完全5度、2つ目は完全12度、3つ目は減6度、4つ目は完全4度である。したがって、7音音階音楽の中で発展してきた概念や用語では12音音楽の分析に間に合わないところから導入された概念である。
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