イモを洗うサルとその文化の伝播
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 04:57 UTC 版)
「三戸サツヱ」の記事における「イモを洗うサルとその文化の伝播」の解説
1954年のこと1歳半のメスサルが砂だらけのサツマイモを洗うことが観察され、イモと命名し、それは遊び仲間のセムシ、イモの母親のエバ、1962年までには全体の74%がこの習慣を覚えたが古いサルは行わなかった。他に麦洗いや水泳という行動の伝播などが観察された。イモ洗いは京都大学教授河合雅雄が論文に発表、各国の動物学者に驚きと強い関心をもたらした。なお、京都大学教授宮地伝三郎はイモ洗い文化としてソ連の学会で発表したが、ソ連の学者は人が洗うのを訓練したのだろうとなかなか信用しなかった。
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