イメージングレーダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 09:12 UTC 版)
目標物・地域を写真のような映像として写しだすレーダーをイメージングレーダーと総称する。高い位置分解能が求められることから、レンジ方向(レーダーと目標を結ぶ方向)の分解能向上はパルス圧縮によって、クロスレンジ方向(レンジ方向と直交する方向)の分解能向上は目標とレーダーとの相対的な運動によるドップラー周波数の解析によって行うことが多い。このうち、クロスレンジ方向の解析について、レーダー側が運動することによって行うものを合成開口レーダー(SAR)、目標側の運動を利用して行うものを逆合成開口レーダー(ISAR)と称する。
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