イカルスの夏(Summertime on Icarus)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 00:16 UTC 版)
「10の世界の物語」の記事における「イカルスの夏(Summertime on Icarus)」の解説
太陽に接近中の小惑星「イカルス」の表面で、調査していた男の作業船が事故で墜落した。いまは太陽の反対側の夜の部分にいるが、やがてイカルスの自転によって太陽側になってしまう。そして温度が上昇して焼け死んでしまうのだ。無線アンテナもちぎれてしまい、母船との連絡もつけられない。男は船についているアームを使ってイカルスの表面を移動しはじめたが、ほどなく大きな岩に衝突して1本のアームは折れ、片方は使えないほど曲がってしまった。もう動くことはできず、死の夜明けを迎えるしかない。暗闇のなかに、太陽コロナの光が見えてきた。
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