アートへの取り組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 08:21 UTC 版)
近年は、建築の枠を超えてアートへの取り組みを行っている。 『未明02』で発表した作品「あたらしい空白 2」~振り返るためのシークエンス~は、8ヶ月間熟考の末に生み出された作品で、大から小へグラデーションに108本並べられた鳥居のような門型フレームにより通路のような空間が創り出される。微細なズレを生じさせながら配置された門型フレームと、そこに作り出された光や風の微細なズレにより、この通路がどこにも同じ空間・時間がないことを意味する。シークエンスは同時に曖昧性をも表現し、不確かな現実、脳内を現すという内的求心的な建築となっている。 大塚は、アートとポエジィの融合により、人間に希望と喜びを運ぶこと目指していると述べている。
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