アーカイブの作成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 03:32 UTC 版)
cpioを-oコマンドライン・フラグと共に起動しコピーアウト(copy-out)・オペレーション・モードでアーカイブを作成する場合、標準入力を通してファイル/ディレクトリ・パス名を読み取り、標準出力にバイト・ストリームとしてアーカイブを書き出す。このため、cpioはfindプログラムのようなアーカイブ対象ファイルの一覧を生成する他のユーティリティと同時に利用するのが一般的である。以下のコマンドを実行すると、findコマンドを利用しカレント・ディレクトリの全ファイルのリストを標準出力経由でcpioに渡し、cpioはディレクトリ・ツリーごと完全にアーカイブする(このコマンド実行中、cpioはユーザにプロンプトを返すことなく直ちに処理を実行する。以下同様)。 $ find . -depth -print | cpio -o > archive.cpio cpioが生成するアーカイブはファイルとディレクトリのストリームを連続的に単一のアーカイブに収めたものである。アーカイブはファイルメタ情報を含むヘッダ・セクション毎にデータを分離できる。そのようなファイルメタ情報とは、ファイル名、inode番号、ファイル所有者、パーミッションそしてタイムスタンプである。cpioはアーカイブのヘッダ情報に従いファイルやディレクトリをファイルシステム上に展開する(オプションで無視することもできる)。慣習的に、cpioアーカイブはしばしば拡張子.cpioをアーカイブ・ファイル名の末尾に持つ。
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アーカイブの作成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/23 02:25 UTC 版)
$ tla make-archive foo@bar.net--2004 /home/foo/{archives}/2004 これにより、アーカイブfoo@bar.net--2004が作成され、データの実体が/home/foo/{archives}/2004に配置される。例はローカルファイルであるが、それ以外にWebDAVやSSH (SFTP)、FTP越しに置くことも可能となっている。
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