アンダーシャツ事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 01:50 UTC 版)
「ジョニー・アレン」の記事における「アンダーシャツ事件」の解説
アレンは、勝利への強いこだわりからか、1938年6月7日のフェンウェイ・パークでの対レッドソックス戦において、珍事件を起こし退場処分を受けている。この試合のマウンドに登ったアレンは、打者の気を散らそうと奇妙なアンダーシャツを着てきたのである。シャツは右袖の布が垂れ下がり、投球の度にそれがバタバタとはためいていた。試合の主審だったビル・マゴワンが、アレンにシャツの袖を切るように命じたが、これを拒否したアレンはマウンドから降りてしまった。急遽代わりの投手を出す羽目になった監督のオスカー・ビットは、アレンに250ドルの罰金を言い渡したのだが、このシャツは、当時のインディアンスのオーナーアルバ・ブラッドリーが事件後すぐに250ドルで買い付け、親族が経営するデパートに展示された後、アメリカ野球殿堂に寄贈された。
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