アル・ザラール試製I型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 07:01 UTC 版)
「59式戦車」の記事における「アル・ザラール試製I型」の解説
ウクライナの支援を受けて製造された。エンジンをウクライナ製の出力700馬力の5TDF対向エンジンのパワーパックに換装。125mm滑腔砲を搭載し新型の射撃統制装置と照準装置を搭載、防御面では砲塔の全周にパッシブ式の付加装甲とその上に中国のNORINCO製またはパキスタンのNDC(the National Development Complex)研究所製の爆発反応装甲を装着。爆発反応装甲は車体正面、車体側面のサイドスカート前半部、フェンダー部にも装着されている。重量増加に対応するため、サスペンションのトーションバーは懸架能力の高いものに換装されており、キャタピラの飛跳ねと脱落防止用のため、足回りの左右の上部に小型の上部転輪2基が取り付けられている。
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