アルマンドとクラント イ長調とは? わかりやすく解説

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バッハ:アルマンドとクラント イ長調

英語表記/番号出版情報
バッハ:アルマンドとクラント イ長調Allemande und Courante A-Dur BWV 838

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 アルマンド AllmandeNo Data No Image
2 クラント CouranteNo Data No Image

作品解説

2008年5月 執筆者: 朝山 奈津子

 ダルムシュタット宮廷楽長ヨハン・クリストフ・グラウプナー(1683-1760)作《パルティータ》の第2・3楽章19世紀前半作成され筆写資料においてバッハ帰せられたが、今日では真の作者明らかになっている。
 いずれもきわめて平易な曲だが、細かな変化富んでいる。
 アルマンドは、16分音符動機連続転調装置となる。前半では2回、長いフレーズ現れ2回目で属調へ転じる後半は、長いフレーズと短いフレーズとを組み合わせ、fis-Moll、cis-Moll、h-Mollの近親短調通過してゆく。動機反復引き起こす霍乱効果がうまく使われている。
 クーラントは、左右リズムかみ合わせ巧みで、3拍子規則的に刻みながらも単調になるとがない。第7小節後半、この3拍子1度だけ途切れる瞬間には一種緊張感生まれる。
 演奏決し難しくないが、よく整った作品である。


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