アルバートニクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 14:57 UTC 版)
アルバートニクス(学名:Albertonykus)は、カナダのアルバータ州に分布する上部白亜系の地層で化石が発見された、アルヴァレスサウルス科に属する獣脚類の恐竜の属[1]。名前は「アルバータの鉤爪」を意味する[1]。アルバートニクス・ボレアリス(学名:Albertonykus borealis)が知られており、種小名は「北の」を意味する[1]。太い鉤爪の備わった1本の機能指を有し[2]、これを用いてシロアリを捕食していたことが考えられている[1]。
- ^ a b c d e f g h 松田眞由美『語源が分かる恐竜学名辞典』小林快次、藤原慎一 監修、北隆館、2017年1月20日、148頁。ISBN 978-4-8326-0734-7。
- ^ a b c d e f g h グレゴリー・ポール 著、東洋一、今井拓哉、河部壮一郎、柴田正輝、関谷透、服部創紀 訳『グレゴリー・ポール恐竜事典 原著第2版』東洋一、今井拓哉 監訳、共立出版、2020年8月31日、147頁。ISBN 978-4-320-04738-9。
- ^ 小林快次、久保田克博『モンゴル大恐竜 ゴビ砂漠の大型恐竜と鳥類の進化』北海道大学出版会、2006年7月25日、38頁。ISBN 4-8329-0352-7。
- 1 アルバートニクスとは
- 2 アルバートニクスの概要
- 3 関連項目
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