アルコ (犬種)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/02 11:50 UTC 版)
アルコ(英:Alco)とは、ペルー原産の古代愛玩用犬種である。現在もデータが多くの点が謎に包まれている珍犬種である。
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歴史
古代インカ帝国で飼育されていた愛玩用の犬種で、犬種名は古代インカ語に由来しているといわれている。生い立ちも謎に包まれているが、ペルービアン・ヘアレス・ドッグやその兄弟種のペルービアン・インカ・オーキッドと何らかの遠い関係があるのではないかとする見解もあるが、本格的な生い立ちの調査は行われていない。
女性に人気があり、かつては多くの家庭で飼育されていたが、インカ帝国の滅亡により頭数が減少し希少化してしまった。生き残ったアルコのうちの数頭がスペインに輸出されたが、これ以降しばらく生きたアルコの話題は上らなくなった。
その後ビュフォンが著書『博物誌』の中でアルコについて言及した事により久々に話題に上る事となった。そこでアルコは「女性向きの古代小型愛玩犬である」という旨の解説がなされた。しかし、この頃存命種であったか絶滅種であったかは語られず、生存状況は分かっていない。現在は絶滅したか、先住民により飼育されて辺地で数頭が生き残っていると考えられていて、人目には一切ついていない。
本種について詳しく記した資料は数が少なく、標本とイラストも数点しか確認されておらず生きたアルコの写真等は撮られていない。
特徴
アルコの姿は先述のイラストや標本で知ることが出来る。それらによるとアルコは小型犬サイズの犬種で、額とマズルの境目は平らである。頭部と目は大きく、脚は細めである。耳は小さめの垂れ耳で、おはふさふさした垂れ尾。コートは絹のようになめらかなショートコートで、毛色はホワイト・アンド・ブラック。性格は従順で優しく攻撃的な面はないが、時々独立心を見せる事があったといわれている。
参考
『デズモンド・モリスの犬種事典』デズモンド・モリス著書、福山英也、大木卓訳 誠文堂新光社、2007年
関連項目
外部リンク
アルコのイラスト[1](左の白い犬がアルコである。)
「アルコ (犬種)」の例文・使い方・用例・文例
- 無水アルコール
- 急性アルコール中毒
- 明らかなアルコール依存症者
- 私はアルコールは飲みません
- アルコール飲料
- アルコール依存症の
- アルコール抜きのパーティー
- アルコール飲料販売許可証
- 彼は肝臓が悪いのでアルコールは一滴も口にしない
- アルコール分の少ないビール
- 脳に対するアルコールの影響
- このウイスキーは何パーセントアルコールを含んでいるのですか
- 変性アルコール
- 彼はそのしみをアルコールでふいてみた
- 妊娠中の女性はアルコールを常用すべきではない
- アルコールハラスメントは危険な状態になりかねない。
- こちらのカクテルは甘くて、アルコールは弱めです。
- 近ごろ、ノンアルコールビールやカフェイン抜きのコーヒーをよく見かける。
- 病名はアルコール性ケトアドーシスです。
- 彼はここ2,3年アルコールにふけりすぎているようだ。
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