アリスタイオスとの格闘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 05:00 UTC 版)
「プローテウス」の記事における「アリスタイオスとの格闘」の解説
古代ローマの詩人ウェルギリウスの著作『農耕詩』には次のような物語がある。 アポローンとキューレーネーの子アリスタイオスが飼っていたミツバチが死んだとき、キューレーネーはアイスタイオスに助言して、プローテウスを縛り上げてミツバチの病気の理由を聞き出すとよいといった。アリスタイオスはパロス島の洞窟で午睡しているプローテウスを襲い、プローテウスは様々に姿を変えたが、結局打ち負かされた。プローテウスは、ミツバチの病気の原因は、アリスタイオスがかつてオルペウスの妻エウリュディケーに恋をしたとき、逃れようとしたエウリュディケーが毒蛇に噛まれて死んだ、その祟りだと語った。
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