アモールI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 02:57 UTC 版)
アモールIのサブグループは、軌道長半径が地球と火星の軌道の間にある、即ち1.000から1.523天文単位の小惑星である。アモール群全体の5分の1弱がこのグループに属する。アモールI小惑星の離心率は比較的小さい。 このグループに属する、例えば (15817) ルチアーノ・テーシなどの軌道は火星の軌道と交わらず、地球と火星の間に位置していると思われる。しかし地球と火星の間にある小惑星が全てアモール群というわけではなく、アテン群、アポロ群、アリンダ族等の小惑星も地球と火星の間に入り込む。また、エロスのように内側から火星の軌道と交わっているアモールI小惑星もある。 軌道長半径が地球と近い 1992 JD のような小惑星は、離心率が非常に小さいためアルジュナ群にも分類される。
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