アフターグロウ (ドクター・ジョンのアルバム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 20:26 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| 『アフターグロウ』 | ||||
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| ドクター・ジョン の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 | 1995年2月7日 - 9日 キャピトル・スタジオ[1] | |||
| ジャンル | R&B、ビッグバンド・ジャズ | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | GRPレコード/ブルーサム・レコード | |||
| プロデュース | トミー・リピューマ | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| ドクター・ジョン アルバム 年表 | ||||
 
     
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『アフターグロウ』(Afterglow)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、ドクター・ジョンが1995年に発表したスタジオ・アルバム。
背景
以前にも『シティ・ライツ』(1978年)[2]、『タンゴ・パレス』(1979年)[3]、『イン・ア・センチメンタル・ムード』(1989年)[2]を手掛けたトミー・リピューマがプロデューサーに起用され、スタンダード・ナンバーのカヴァーが中心の内容となった。「ゼア・マスト・ビー・ア・ベター・ワールド・サムホエア」は、ドクター・ジョンとドク・ポーマスがB.B.キングに提供した楽曲のセルフ・カヴァーで[4]、キングのヴァージョンは1981年に『ビルボード』のR&Bシングル・チャートで91位を記録した[5]。
評価
『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートでは7位を記録した[6]。Willian Ruhlmannはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「こうした曲(スタンダード)の中でも、ドクター・ジョンのトレードマークであるニューオーリンズ風ピアノ・ソロがたっぷり演奏されており、更にレコードの後半では、彼自身の曲も、ムードを乱すことなく他の名曲群の中に入り込んでいる」と評している[7]。
収録曲
- アイ・ノウ・ホワット・アイヴ・ガット - "I Know What I've Got" (Sid Robin, Louis Jordan) - 5:03
 - ジー・ベイビー・エイント・アイ・グッド・トゥ・ユー - "Gee Baby Ain't I Good to You" (Don Redman, Andy Razaf) - 4:18
 - アイム・ジャスト・ア・ラッキー・ソー・アンド・ソー - "I'm Just a Lucky So-And-So" (Duke Ellington, Mark David) - 3:34
 - ブルー・スカイ - "Blue Skies" (Irving Berlin) - 4:42
 - ソー・ロング - "So Long" (Remus Harris, Russ Morgan, Irving Melsher) - 5:05
 - ニューヨーク・シティ・ブルース - "New York City Blues" (Mac Rebennack, Doc Pomus) - 4:00
 - テル・ミー・ユール・ウェイト・フォー・ミー - "Tell Me You'll Wait for Me" (Charles Brown, Oscar Moore) - 4:39
 - ゼア・マスト・ビー・ア・ベター・ワールド・サムホエア - "There Must Be a Better World Somewhere" (M. Rebennack, D. Pomus) - 5:21
 - アイ・スティル・シンク・アバウト・ユー - "I Still Think About You" (M. Rebennack) - 4:19
 - アイム・コンフェッシン (ザット・アイ・ラヴ・ユー) - "I'm Confessin' (That I Love You)" (Al J. Neiburg, Doc Daugherty, Ellis Reynolds) - 4:27
 
参加ミュージシャン
- ドクター・ジョン - ボーカル、ピアノ
 - フィル・アップチャーチ - ギター
 - レイ・ブラウン - ウッド・ベース
 - ジョン・クレイトン - ウッド・ベース(on #5, #9, #10)、ビッグバンド指揮
 - ジェフ・ハミルトン - ドラムス
 - ラリー・バンカー - パーカッション、ヴィブラフォン
 - レニー・カストロ - パーカッション(on #4)
 - アラン・ブロードベント - ビッグバンド指揮(on #9, #10)
 
上記ミュージシャンに加えて、ビッグバンド及びストリングスが参加。
脚注・出典
- ^ CD英文ブックレット内クレジット
 - ^ a b Tommy LiPuma | Credits | AllMusic
 - ^ Ruhlmann, William. “Tango Palace - Dr. John”. AllMusic. 2016年1月14日閲覧。
 - ^ 日本盤CD (MVCB-1 / BTD-7000)ライナーノーツ(デイヴィン・シー/訳:坂口紀三和)
 - ^ B.B. King | Awards | AllMusic
 - ^ Dr. John | Awards | AllMusic
 - ^ Ruhlmann, William. “Afterglow - Dr. John”. AllMusic. 2015年12月9日閲覧。
 
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