アビリーン_(哨戒フリゲート)とは? わかりやすく解説

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アビリーン (哨戒フリゲート)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/16 10:00 UTC 版)

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艦歴
発注
起工 1943年5月6日
進水 1943年8月21日
就役 1944年10月28日
退役 1946年8月21日
その後 1947年5月5日オランダに売却
除籍 1946年11月13日
性能諸元
排水量 基準 1,430トン
満載 2,415トン
全長 303 ft 11 in (92.6 m)
全幅 37 ft 6 in (11.4 m)
吃水 13 ft 8 in (4.1 m)
機関 ボイラー3基 5,500軸馬力
タービン2基 2軸推進
最大速力 20ノット (37 km/h)
航続距離
乗員 190名
兵装 3インチ50口径対空砲3門
40mm機関砲 4門
20mm機関砲 9門
ヘッジホッグ 1基
対潜爆雷投射機(Y砲)8基
爆雷投下軌条 2条

アビリーン (USS Abilene, PF-58) は、アメリカ海軍の哨戒フリゲートタコマ級フリゲートの1隻。艦名はカンザス州アビリーンに因む。

艦歴

艦は海事委任契約(船体番号1465)の下ブリッジポート (USS Bridgeport, PG-166) の艦名で1943年5月6日にウィスコンシン州スペリオルのグローブ・シップビルディング社で起工する。1943年8月21日にトーマス・F・ロジャース夫人によって命名、進水し、1944年5月31日に海軍に引き渡された。1944年6月28日にアビリーンと改名され、 PF-58 (哨戒フリゲート)に艦種変更された。その後1944年10月28日に艦長チェスター・I・スティール少佐の指揮下就役した。

バーミューダでの整調後、アビリーンはニューファンドランドのアージェンティア海軍基地に向かい、同地で北大西洋気象パトロールに加わり、1945年5月まで気象観測任務および航空機に対するナビゲーション支援任務に従事した。

マサチューセッツ州ボストンでの短期間の維持作業後、アビリーンは6月に大西洋での航空-海上救難任務に従事した。第24.5任務群の一部としてアビリーンはヨーロッパとアメリカ間の航空ルートの護衛を行い、その間に気象データの収集も行った。

アビリーンは1946年8月21日にルイジアナ州ニューオリンズで退役し、1946年11月13日に除籍された。その後1947年5月5日にオランダに売却された。オランダではCirrusと改名され、1969年にスクラップとして廃棄された。

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