ポカテロ_(哨戒フリゲート)とは? わかりやすく解説

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ポカテロ (哨戒フリゲート)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/23 14:51 UTC 版)

艦歴
発注
起工 1943年8月17日
進水 1943年10月17日
就役 1944年2月18日
退役 1946年5月2日
その後 1947年にスクラップとして売却
除籍
性能諸元
排水量 基準 1,430トン
満載 2,415トン
全長 303 ft 11 in (92.6 m)
全幅 37 ft 6 in (11.4 m)
吃水 13 ft 8 in (4.1 m)
機関 ボイラー3基 5,500軸馬力
タービン2基 2軸推進
最大速力 20ノット (37 km/h)
航続距離
乗員 190名
兵装 3インチ50口径対空砲3門
40mm機関砲 4門
20mm機関砲 9門
ヘッジホッグ 1基
対潜爆雷投射機(Y砲)8基
爆雷投下軌条 2条

ポカテロ (USS Pocatello, PF-9) は、アメリカ海軍の哨戒フリゲートタコマ級フリゲートの1隻。艦名はアイダホ州にある都市、ポカテロに因む。

艦歴

ポカテロは当初 PG-117 (砲艦)として、1943年8月17日にカリフォルニア州リッチモンドのカイザー・カーゴ社4番ヤードで起工した。1943年10月17日にショショーニ族のポカテロ族長の曾孫娘であるテルマ・ディクシーによって命名、進水し、1944年2月18日に艦長S・G・ガイル沿岸警備隊少佐の指揮下就役した。

カリフォルニア州アラメダのゼネラル・エンジニアリング・アンド・ドライドック社で艤装を行った後4月28日までサンディエゴ沖で整調を行い、ポカテロはウェスタン・シー・フロンティアに配属され、ワシントン州シアトル沖での気象観測任務に就く。5月17日にサンフランシスコを出航し、6月22日にシアトルに到着、1ヶ月後最初の哨戒任務に赴く。

ポカテロの観測担当区域はシアトル西方約1,500マイル (2,400 km) の海域であった。哨戒は海上での30日間の観測とシアトルの港での10日間から成った。ポカテロはステーション上で沿岸警備隊カッター、ハイダ (USCG Haida) と交替し、終戦までに十数回の哨戒を完了した。その後西海岸で任務を解かれる。ポカテロは処分の予定でサウスカロライナ州チャールストンに送られ、1946年4月6日に到着、5月2日に退役した。ポカテロはチャールストンでニューヨークのJ・C・バークウィット・アンド・カンパニーに売却された。

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