アドレル駅とは? わかりやすく解説

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アドレル駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/25 03:23 UTC 版)

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アドレル駅
新駅舎
Адлер
所在地 クラスノダール地方ソチ
所属事業者 ロシア鉄道(РЖД)
北カフカース鉄道支社
所属路線 トゥアプセ - ヴェショロエ線
キロ程 335.0 km(トゥアプセ起点)
電報略号 АСУЖТコード:532805
Express-3コード:2064150
駅構造 地上駅
ホーム 4面8線
開業年月日 1929年[1]
乗入路線
所属路線 トゥアプセ - ヴェショロエ線
キロ程 103.3 km(トゥアプセ起点)
イズヴェスチヤ (3.8 km)
所属路線 アドレル - ロザ・フトル線
キロ程 0 km(アドレル起点)
(43.6 km) エスト=サドク
所属路線 アドレル - アエロポルト・ソチ線
キロ程 0 km(アドレル起点)
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アドレル駅 (アドレルえき、ロシア語:Адлер) は、ロシアクラスノダール地方ソチにあるロシア鉄道北カフカース鉄道支社の駅である。

ソチオリンピックと駅舎の拡張

2014年開催のソチオリンピックに向けて、競技会場ソチ国際空港とソチ中心街(ソチ駅)を結ぶハブ(拠点)機能を果たすため[4]、東側の出口に新駅舎が造られた。2010年に起工し、2013年10月28日に竣工した。

駅の面積は2万3000平方メートルで、ロンドンにあるキングスクロス駅3個分の広さ。一時間あたり約1万5千人を受け入れることができ、これはイスタンブールハイダルパシャ駅の2倍である。また駅全体では同時に約2000人を収容することができる。

アドレル駅にある展望台には五輪マークが設置され、背景には黒海が広がる。一つの輪の大きさは直径1.5メートルほどである[5]。オリンピック終了後、パラリンピック開催時には、パラリンピックのシンボルマークに掛け替えられた[6]

2014年2月5日正午に、専用列車で運ばれてきた五輪の聖火がアドレル駅に到着した。駅到着後、聖火リレーでソチを廻り[7]、7日夜にオリンピックの開会式で聖火台にたどりついた[8]

隣の駅

ロシア鉄道北コーカサス鉄道支社
トゥアプセ - ヴェショロエ線
イズヴェスチヤ駅 - アドレル駅 - オリンピスカヤ・ジレーヴニャ駅
アドレル - ロザ・フトル線
アドレル駅 - エスト=サドク駅 - ロザ・フトル駅
アドレル - アエロポルト・ソチ線
アドレル駅 - アエロポルト・ソチ駅

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Железнодорожные станции СССР. Справочник. — М., Транспорт, 1981
  2. ^ ソチ国際空港の最寄駅
  3. ^ オリンピスカヤ・ジレーヴニャ (Олимпийская деревня)
    を日本語に訳すと、オリンピック選手村
  4. ^ ソチ五輪の拠点「アドレル」駅舎が完成 競技会場結ぶ(MSN産経ニュース2013年10月29日).2014年1月13日閲覧
  5. ^ 五輪の中、沈む夕日 ソチの記念撮影人気スポット(朝日新聞DIGITAL2014年2月5日).2014年2月10日閲覧
  6. ^ パラリンピック開幕まで1週間…マーク掛け替え(読売新聞2014年2月28日).2014年3月10日閲覧
  7. ^ ソチに五輪の聖火が到着(NHK NEWSWEB2014年2月5日).2014年2月10日閲覧
  8. ^ 【ソチ五輪開会式】 聖火、ロシアの強さ誇る豪華ランナー(MSN産経ニュース2014年2月8日).2014年2月10日閲覧

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