アクセスと観光
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 13:52 UTC 版)
入山期間は6月中旬頃から10月中旬頃とされる。宗谷本線美深駅から北海道道49号美深雄武線を仁宇布・松山峠方面へ30キロ弱で松山湿原の案内所である。駐車場がある天竜沼までは同道から自動車でアクセス可能である。入口に近い美深町仁宇布地区へは名士バスが運行されている。 松山湿原の近辺をはじめとして美深町、雄武町などは、人気観光ルートから外れており、観光客向けに大規模に開発されているようなこともなく、松山湿原は秘境と呼ばれることもある。近隣の観光地としてはトロッコ王国美深や高広の滝などがある。 松山湿原は、美深町の主要観光資源の一つである。松山湿原の入口に近い市街地の仁宇布には、国鉄美幸線(1985年廃止)の終着駅・仁宇布駅があり、宗谷本線から鉄路が通じていた。美幸線は、日本全国の国鉄路線の中で最悪の営業係数値を計上した路線で、美深町長長谷部秀見は、美幸線の存続運動の中で、日本一の赤字線美幸線にのって秘境松山湿原へ行こうと唱えたこともあったが、甲斐なく1985年(昭和60年)に全線廃止された。現在は、仁宇布までは美幸線代替バスがあるが、その先松山湿原への公共交通機関はない。
※この「アクセスと観光」の解説は、「松山湿原」の解説の一部です。
「アクセスと観光」を含む「松山湿原」の記事については、「松山湿原」の概要を参照ください。
- アクセスと観光のページへのリンク